Going my way

いいなと思ったことをメモしていきます。

Javaの紛らわしい用語とインストール方法をまとめた。


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Javaのインストールにあたって、色々と用語が紛らわしいので整理してみました。

JRE:Java Runtime Environment。Javaの実行環境のみの製品のこと。

JDK:Java Development Kit の名前の通り、Java開発者向けの様々なツールが一つになって入っている。JavaDocなどもこれに含まれている。

SDK:Software Decelopment Kitの略。開発ツールのセットのこと。Javaに限らない。ソフトウェアを開発するために必要な技術文書やツール一式のこと。

J2SE:Javaの標準的な機能をまとめたもの。

Java EE:Java SEを機能拡張したもので。Java EEは、Java SEにある全てのクラスを含み、さらにサーブレットなどのサーバでプログラムを動かすための機能がある。

図にするとこんな感じ。

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で、結局Javaのインストールはどうしたらいいのでしょうか?

多くの初心者が望むことは、こまごまとした仕組みを知ることではなく、

とりあえず後で困らない程度にJavaをインストールしておいて、さっさと動かせるようになることだと思います。

少なくとも、僕が新人の時はそう思っていました。

なので、手っ取り早くJavaを使えるようにするための3手順を記します。

①下記のサイトからJavaEEをダウンロードする。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javaee/downloads/java-ee-sdk-6u3-jdk-7u1-downloads-523391.html

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GlassFishよくわからんかったw

②exeを実行し、「次へ」と進めていく

これだけです。あとは自動的にインストーラがインストールを実行してくれます。

③最後に大事なのは、パスを設定すること。

パスの設定が何かというと、

OSがプログラムを実行するときに、実行ファイルを探し出すための道しるべみたいなものです。

どこにJavaの実行ファイルがあるかをOSに教えてあげないと、いちいち実行ファイルがあるフォルダで実行しないと、

OSはJavaを実行できません。

 

パスの設定方法

windows7では、下記の手順で環境変数を設定できます。

コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム→システムの詳細設定→環境変数をクリック。

ユーザ環境変数の「新規」で

変数名:JAVA_HOME

値:C:\glassfish3\jdk7

を入力。値には、jdkがインストールされているフォルダを設定してください。

どこにインストールされるかは、Javaインストール時に表示されますので、

初めてJavaをインストールするなど、慣れていない人はメモしておきましょう。

次にシステム環境変数のPathを選択して、「編集」をクリック

末尾に「;%JAVA_HOME%\bin」を追記します。

セミコロン(;)は前に書かれたパスとの区切りに使います。

%~%で囲まれている部分は変数を参照するための書き方です。

「\」は「パスの区切り」です。フォルダの階層を表しています。

ブログに円マークが書けませんが、本来「円マーク」で区切ります。

%JAVA_HOME%を別の変数で持っているのは、

後でJDKのパスを変更したときに、pathの中身をいじらずに、JAVA_HOME変数だけいじればいいようにするためです。

 

コマンドプロンプトを開き

java -version

と入力して、現在のjavaのバージョンが表示されたらインストール成功です。