バージョン管理って何?~WindowsにGitをダウンロードしてみた~
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会社ではSubversionというバージョン管理システムを使っているのですが、
Gitが気になったので勉強してみました。
バージョン管理システムって何??
バージョン管理システムというのは、読んで字のごとく、ファイルの変更履歴(=バージョン)を管理するシステムです。
システム開発をするときは、ソースコードはどんどん書き換えられていきますが、
「いつ、誰が、どんな変更をしたのか」を管理しなければ、開発途中で
「あれ?俺はここを変更したんだけど、なぜか動かないぞ?誰か何かいじったのかな?」
なんてことが頻繁に起きてしまいます。
そこで使われるのがバージョン管理システムです。
今日は分散バージョン管理システムであるGitをインストールしてみました。
「分散型バージョン管理システム」というのは、SubversionやCVSが採用している
「集中型リポジトリ」に対する概念です。
「集中型リポジトリ」モデルでは、中央に一つのリポジトリがあって、全員が自分の変更をそこに送って、共有します。
分散型では、プロジェクト全体の履歴を保持したリポジトリを各々が自前で持つことになります。
Windows環境にGitをインストールしてみた
Gitをインストールするには、下記のサイトからインストーラをダウンロードします。
http://code.google.com/p/msysgit/
「Install msysGit」をクリック。
Downloadをクリック。
「Git-1.7.9-preview20120201.exe」をダウンロード。
Git-1.7.9-preview20120201.exeを実行すると下のような画面が出てきます。
「Next」で次へ。
Git GUI Hereをチェック。
このように、GUIでGitが操作できるようになる。
次に、Run Git from the Windows Command Promptを選択。
コマンドプロンプトでGitを操作できるようになる。
Checkout Windows styleをチェック。
最後にインストールの確認を行う。
コマンドプロンプトを開いて、
git --version
を入力。
バージョンが表示されたら、インストール成功です。
余談ですが、コマンドプロンプトを使って画面キャプチャをとるときに、
余計なものをクリアするためには「cls」コマンドを実行します。
さらに余談・・・
■windows環境へのvimのダウンロード
下記のサイトからダウンロードできます。
http://www.kaoriya.net/software/vim
僕の環境はWindows64Bit版の環境なので、
「Windows64Bit版ダウンロード」
をクリック。
ダウンロードしたファイルを展開して、vim.exeを実行する。
■Windows7で拡張子を表示する、
コントロールパネル→デスクトップのカスタマイズ→フォルダーオプション
「登録されている拡張子は表示しない」
のチェックを外す。
「拡張子」とは、~.txtや、~.exeなどのピリオドで区切られた一番右側の部分のことです。
.txtだったらテキストファイル、.xlsだったらexcelファイルというように、ファイルの種類を表しています。